Enoの音楽日記

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2008-09-01から1ヶ月間の記事一覧

しばらくお休み

ブログを始めてから約1か月、お陰さまで多い日で約60人、少ない日で約10人のかたが訪問してくれているようです。皆さんの大切な時間を無駄にさせないように、私なりに気合を入れて書かなければなりませんね。 私にとって「よい演奏会」の定義は、「何か発見…

2人のB

読響が常任指揮者スクロヴァチェフスキの指揮で次のプログラムを演奏した。 (1)ブラームス:ピアノ協奏曲第1番(ピアノ独奏:ジョン・キムラ・パーカー) (2)ブルックナー:交響曲第0番 ブルックナーの最後の音が消え、一瞬の静寂の後、満場の拍手が起こ…

ピーター・グライムズ

札幌交響楽団が音楽監督尾高忠明の指揮により、ベンジャミン・ブリテンのオペラ「ピーター・グライムズ」を演奏会形式で上演した。その心意気やよしである。 まずはオーケストラの感想から。オーケストラはブリテンのスコアを誠心誠意、音にした。その真摯な…

エフゲニー・オネーギン

東京二期会がチャイコフスキーのオペラ「エフゲニー・オネーギン」を上演した。呼び物はペーター・コンヴィチュニーの演出だ。もともとは1995年にライプツィッヒで上演された演出プランで、その後ヨーロッパの他の都市でも上演されたという。借り物だからと…

英雄の生涯

毎年、夏のオフシーズンに帰国して、国内のオーケストラを振っている大野和士が、今年は都響を振った。プログラムはすべてリヒャルト・シュトラウス。 (1)四つの最後の歌(ソプラノ:佐々木典子) (2)クラリネットとファゴットのための二重コンチェルテ…