Enoの音楽日記

人生、何があっても、音楽を聴くと、自分を取り戻します。

2020-06-01から1ヶ月間の記事一覧

藤岡幸夫/東京シティ・フィル(無観客ライブ配信)

東京シティ・フィルが無観客ライブ配信で6月の定期を開催した。指揮は藤岡幸夫、曲目はベートーヴェンの交響曲第7番。配信が始まると、楽員がステージに散在して、自分のパートをさらっている。やがて開演時間の7時になると、いったん全員が引っ込む。代わり…

トランペット協奏曲あれこれ

オーケストラの演奏活動が再開している。わたしが定期会員になっている5つのオーケスの中では、今のところ一つのオーケストラが7月に定期演奏会を再開する見込みだ。 2月下旬以降の4か月間に中止または延期になった演奏会には、2曲の珍しいトランペット協奏…

わたしの「コロナの日常」

まだリハビリ中ながら、元の日常生活がジワリと再開しそうな気配だ。この先どうなるか。だれもが新型コロナの第2波、第3波が来るとはいうが、それと元の日常生活の再開と、どういう関係になるか、いまひとつはっきりしない。 緊急事態宣言とか何とか、そんな…

大岡昇平「俘虜記」

大岡昇平の「俘虜記」は12章から成る。各章は順次文芸誌に発表された。第1章(以下、本作には通し番号は付いていないが、便宜的に付番する)の「捉まるまで」は「文学界」1948年2月号に発表。それ以降、第11章「俘虜演芸大会」が「人間」1951年1月号に発表さ…

小川典子のラフマニノフ「ピアノ協奏曲全集」

ラフマニノフのオペラ「アレコ」の演奏会形式上演が予定されていた日本フィルの5月の定期では、前プロにラフマニノフのピアノ協奏曲第1番が予定されていた。第2番と第3番は定番中の定番だが、第1番は聴いた記憶がないので、ナクソス・ミュージックライブラリ…

大岡昇平「野火」

大岡昇平の「野火」は読んだことがなかった。それを今回読んだのは、太平洋戦争での南方戦線の状況を知りたかったからだ。読んだ感想は、久しぶりに文学らしい文学を読んだというものだった。文学でなければ描くことのできない人間の真実、極限状態におかれ…

ラフマニノフのオペラ「アレコ」

ラザレフ指揮日本フィルの5月の定期では、ラフマニノフのオペラ「アレコ」の演奏会形式上演が予定されていた。一度も観たことのないオペラなので(しかもラザレフの指揮なので)期待していたが仕方がない。せめてナクソス・ミュージックライブラリー(以下「…