2012-11-01から1ヶ月間の記事一覧
ラファエル・フリューベック・デ・ブルゴス指揮の読響の定期。この秋ひそかに楽しみにしていた演奏会だ。ブラームスのオーケストラ伴奏付き合唱曲3曲(いずれも「運命」がテーマの曲)とベートーヴェンの交響曲第5番「運命」。ブラームスの合唱曲をオーケス…
北とぴあ国際音楽祭2012でモリエールの喜劇「病は気から」が上演された。モリエール最後の作品。1673年2月10日に初演され、モリエールも主役で出演した。ところが4回目の公演中にモリエールが倒れ、そのまま亡くなった。 この作品にはマルカントワーヌ・シャ…
新国立劇場の「トスカ」を観た。2000年9月の初演。それ以来何度も上演されているプロダクションだが、わたしは初めて。 カヴァラドッシのサイモン・オニールがすばらしかった。これは超一流だ。スピンのきいたその声を聴いていると、スカッとするというか、…
エド・デ・ワールト指揮のN響でブルックナーの交響曲第8番を聴いた。いうまでもなく1890年の第2稿による演奏(ノヴァーク版)。 ステージにはハープが3台。そうか、3台だったか、とあらためて思った。やっぱり壮観だ。基本的には3管編成なので、ハープ3台は…
リヒテンシュタイン展を観た。リヒテンシュタイン侯爵家が収集した美術品の数々。いつもはウィーン市内の「夏の離宮」で公開されている。第二次世界大戦の苦難の歴史をくぐった――その当時を語るヴィデオが上映されていて、興味深かった。 本展の目玉であるバ…
ライマンのオペラ「メデア」を観た。まださまざまな想いが駆け巡っているが、ともかく一言でいうなら、日本のオペラ界が世界的な水準で現代オペラを上演した――それだけの実力を蓄えた――ことが感慨深かった。 一番印象的だったのは、下野竜也指揮の読響の演奏…
山田和樹指揮の日本フィルを聴いた。山田さん(以下、親しみを込めてヤマカズさんと呼ばせてもらう)自身がプログラムに書いているように、実に多彩なプログラミングだった。 1曲目は野平一郎の「グリーティング・プレリュード」。弦楽合奏のための曲だ。種…
東京もすっかり秋が深まった――そう感じるようになったら、突然フォーレを聴きたくなった。フォーレなんて何年ぶりだろう。フォーレといってもいろいろあるが、聴きたくなったのは室内楽だ。 その理由は多分こうだ――まだ大学生のころ(あるいは社会人になって…
日~月で上高地に行ってきました。土曜日は用事があったので、この日程になりました。去年も同じ時期に上高地に行って、徳本峠(とくごうとうげ)を越えて島々に下りました。すっかり落葉した冬枯れの山道がよかったので、今年もまた、と思いました。 上高地…
日本フィル山の会の「ふれあいコンサート」。今年はオーボエ首席奏者の杉原由希子さんの出演だった。 山の会は日本フィルを支援する人々のサークル組織だ。まだ争議中だったころに山好きな人たちが集まって結成された。わたしは会員ではないが、ずっと近いと…