Enoの音楽日記

人生、何があっても、音楽を聴くと、自分を取り戻します。

2021-12-01から1ヶ月間の記事一覧

サン=サーンス没後100年

2021年も大晦日になった。今年はサン=サーンス(1835‐1921)の没後100年、ストラヴィンスキー(1882‐1971)の没後50年だった。わたしが定期会員になっている在京のオーケストラの中では、高関健指揮の東京シティ・フィルが10月定期でオール・ストラヴィンス…

2021年の音楽回顧

2021年は2年連続でコロナに振り回された年だった。とくに東京オリンピックの前後の感染拡大はすさまじかった。その直後にサントリーホール・サマーフェスティバルへの出演のためにパリの演奏団体「アンサンブル・アンテルコンタンポラン」が来日したことは奇…

板倉康明/東京シンフォニエッタ「日仏女流作曲家の競演」

年末になると演奏会は「第九」一色に染まるように思いがちだが、よく見ると、通常公演も続いている。昨日は東京シンフォニエッタの定期演奏会が開かれた。1994年創立の同団体の第50回となる定期演奏会だが、音楽監督・指揮者の板倉康明はトークのなかで「第5…

兼重稔宏ピアノ・リサイタル

プログラムに惹かれて、兼重稔宏(かねしげ・としひろ)という若手ピアニストの演奏会に行った。日本演奏連盟の「新進演奏家育成プロジェクト」リサイタルシリーズの一環の演奏会だ。先にプログラムをいうと、フェデリコ・モンポウ(1893‐1987)の「沈黙の音…

岩波ホール「ユダヤ人の私」

ドキュメンタリー映画「ユダヤ人の私」を見た。アウシュヴィッツ強制収容所など4か所の収容所を転々とし、ブーヘンヴァルト強制収容所(ヴァイマール郊外)に収容されていたとき、ドイツが敗北し、解放されたマルコ・ファインゴルト(1913‐2019)の証言だ。 …

高関健/読響

指揮者が変わり、ソリストも変わって、協奏曲の曲目が変わり、その後もう一度指揮者が変わった演奏会。すべては新型コロナの対策強化のためだ。事務局は振り回されたことだろう。事務局はそれ以上に、急場を救った指揮者の高関健に感謝しているかもしれない。…

カーチュン・ウォン/日本フィル

カーチュン・ウォンの日本フィル首席客演指揮者就任披露となった東京定期。プログラムはアルチュニアン(1920‐2012)のトランペット協奏曲(トランペット独奏は同フィル首席奏者のオッタビアーノ・クリストーフォリ)とマーラーの交響曲第5番。 同プログラム…

飯守泰次郎/東京シティ・フィル

飯守泰次郎指揮東京シティ・フィルのシューマンの交響曲チクルス第1回。プログラムは交響曲第1番「春」と交響曲第2番。プログラム・ノートで柴田克彦氏が触れているように、ベートーヴェン、ブルックナー、ブラームスなどの交響曲チクルスを展開してきた飯守…

デスピノーサ/N響

N響の池袋Aプロは指揮者とソリストが変わった。それに伴い協奏曲の曲目も変わった。結果的にガエタノ・デスピノーサという、名前はよく見かけるが、わたしには未知の指揮者を聴く機会になった。またバルトークのピアノ協奏曲第3番という、わたしの大好きな曲…

「ニュルンベルクのマイスタージンガー」~ハンス・ザックスの最後の演説

ゲーテ・インスティテュート東京が主催した新国立劇場の「ニュルンベルクのマイスタージンガー」のトーク・イベントを視聴した(Youtubeで公開中↓)。出演者は、指揮の大野和士、演出補のハイコ・ヘンチェル(演出のイェンス=ダニエル・ヘルツォークは来日…