Enoの音楽日記

人生、何があっても、音楽を聴くと、自分を取り戻します。

2011-04-01から1ヶ月間の記事一覧

阪哲朗&東京シティ・フィル

東京シティ・フィルの4月定期は阪哲朗さんの客演指揮。阪さんはここ数年(というと曖昧な言い方だが、おそらく10年くらい)定期的にこのオーケストラを振っている。毎回、目覚ましい成果を引き出していて、存在感が高まっている。 今回のプログラムはドヴォ…

液状化した浦安

先週の日曜日(4月17日)に千葉県の浦安市に行ってきました。東日本大震災で液状化が起きた場所です。JR京葉線を降りて外に出ると、無惨に浮き上がったエレベータが目に入りました。あれは浮き上がったのではなく、地盤が沈下したからです。報道写真で見ては…

山田和樹&日本フィル

日本フィルの東京定期は、予定されていた指揮者が来日しなかったので、山田和樹さんが指揮台に立った。山田さんはベルリンから急きょ帰国したらしい。同フィルは横浜でも定期をしているが、こちらは広上淳一さんが指揮台に立った。広上さんは旧知の指揮者、…

ばらの騎士

新国立劇場の「ばらの騎士」最終日。カーテンコールでは熱い拍手が送られた。急きょ来日して急場を救った指揮者マイヤーホーファーと元帥夫人役のベーンケ、予定どおり来日したオックス男爵役のハヴラタには、心からの感謝の拍手。代役をつとめたオクタヴィ…

カンブルラン&読売日響

あの人も、この人も、という具合に指揮者のキャンセルが相次ぐなかで、読売日響の常任指揮者カンブルランが来日した。4月9日の日経新聞によると、「困難な状況にある人々に愛と希望を与えるのが音楽家の使命。常任の職責、日本の聴衆への信頼も考えれば、来…

ゴドーを待ちながら

サミュエル・ベケットの演劇「ゴドーを待ちながら」。不条理演劇の代名詞のような作品だが、今回はニュアンスがちがった。3.11の大震災があったから。なにもない舞台は、津波で破壊された被災地のようだ。ヴラジミールとエストラゴンは被災者。一瞬にしてす…

音楽の力

何気なく日本フィルのホームページを見ていたら、こんな記事が目に入りました。「浪江町の皆様へ・・・」。4月7日の公式ブログです。浪江町といえば、福島第一原発の事故のニュースで頻繁にその名を見かける町です。日本フィルがそこに行ったのかと、さっそ…

フェルメール「地理学者」

Bunkamuraの「フェルメール《地理学者》とオランダ・フランドル絵画展」に行ってきました。土曜日の午後だったので、すごい人出でした。それでも閉館の午後5時近くになると、潮が引くように少なくなり、一部はじっくりみることができました。 本展はフランク…

アメイジング・グレイス

仙台の知人から電話が入りました。山形と東京の病院から協力を得て、看護師、保健師、心理療法士とともに避難所を回るそうです。「目の前で生徒が津波にさらわれた先生方がいて、父母から『どうしてうちの子を守ってくれなかったのか』と責められているそう…